毎月1万円を30年積立投資すると1200万円超が準備できると書きました。 では,具体的にはどんな銘柄の投資信託を買ったらいいのでしょうか?
【投資信託の銘柄は何を選んだらいいの?】
私がおススメする投資信託は,以下の3銘柄です。
1,STAMグローバル株式インデックス・OP
2,eMAXIS 新興国株式インデックス
3,マネックス資産設計ファンド(育成型)
すべてマネックス証券で扱っています。
毎月積立の投資信託の条件は
・販売手数料が安いこと,ノーロード(無料)であればなおよし。
・信託報酬が安いこと
・インデックスファンドであること
です。
・販売手数料が安いこと
→販売手数料が安いと余計な経費がかからないので,リターンが高くなる
・信託報酬が安いこと
→信託報酬が安いと,毎年の経費が安いので,その分リターンが高くなる
・インデックスファンドであること
→インデックスファンドなら,もともと信託報酬が1%未満のことが多く,経費が安い。
おまけに,ベンチマークから極端に離れた運用をされることがないので,選択ミスが少ない
【投資信託への投資割合は?】
では,先ほどの3つの投資信託ですが,何にどれぐらい投資したらいいのでしょうか?
私個人の考えですが,性格別におススメをしてみました。
あなたは,AとBのどちらのタイプですか?
A 定年まで10年以上あり,時間がたっぷりある人,お金を増やしたい人
B 積立期間が10年未満,お金を安定的に増やしたい人
A 定年まで10年以上あり,時間がたっぷりある人,お金を増やしたい人
↓
STAMグローバル株式インデックス・OP : eMAXIS 新興国株式インデックス
=2 : 1
に投資する。
1万円投資するなら,
STAMグローバル株式インデックス・OPに6666円
eMAXIS 新興国株式インデックスに3334円
投資していきます。
将来の株式時価総額の割合から考えると,2:1での割合で投資することが適当です。
B 積立期間が10年未満,お金を安定的に増やしたい人
↓
マネックス資産設計ファンド(育成型)へ1万円投資する。
このマネックス資産設計ファンド(育成型)は,国内外の株式,債券,リートにバランスよく投資しています。
適度な時期に割合の調整も自動的にしてくれるので,便利です。ただ,その分先ほどのAタイプの投資信託と比べると,信託報酬は高めになります。
Bタイプの投資は,Aタイプの投資と比べると,収益面では落ちますが,下落幅は小さく安定的にお金を増やすのに向いています。投資期間が短めの方に向いたファンドどいえます。
以上のような,投資信託に投資できるのは,マネックス証券です。
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