ボトムアップアプローチとは、企業の業績やバランスシートを見て、将来を予測し投資するかどうかを決める投資戦略のことをいいます。
トップダウンアプローチと組み合わせて、使われることが多いです。
ボトムアップアプローチは、効率化されていない市場で特に効果が上がるといわれています。
例えば、先進国(アメリカ、日本)の市場では、インデックスの運用があり、おまけにたくさんの投資家が参入しているため、効率的な市場であります。
このような市場では、ボトムアップアプローチを使ったとしても、インデックスを超えることは難しいものです。
一方、インド、ロシアなどの新興国の市場においては、有効なインデックスが確立されておらず、まだ市場には誰も気づいていない隠れた価値ある会社の株が残されています。
このような市場で、よりボトムアップアプローチは効果をはっします。