私募投信とは、特定の投資家だけを対象にする投資信託です。
通常の多数の投資家向けの公募型と違って、法律上の規制が緩やかなのが特徴です。
対象にするものも、未公開株やデリバティブ取引と幅広く、公募型のものより自由度の高い設計が可能です。
【メリット】
やはり、自由度が高い設計が可能なので、公募型にはない投資対象が選べるのが、メリットの1つです。
通常、未公開株などは、毎日基準額を明らかにしなければならない公募型にはむいていません。
また、複雑なデリバティブ取引など、ハイリスクハイリターンの設計のものが、購入できるのも、メリットです。
【デメリット】
私募投信は、特定の投資家を相手にするものですので、当然最低の投資単価は高くなります。
また、解約が公募型のものに比べると、制限を受けており、換金性が悪いことがデメリットの1つです。
そして、情報の開示も限られるので、十分な判断ができにくい面があります。
【私募投信を選ぶ際の注意点】
情報が、限られているので、十分に質問をすることでしょう。
そして、やはり換金性は悪いので、必要のない余裕資金で購入することが、大切です。