外貨MMFと外国為替証拠金取引ではどちらがお得なんでしょう?
それぞれ、特徴に違いがありますので、1つずつ見ていきましょう。
◆手数料
通常、外貨MMFの場合は、片道50銭、往復100銭かかります。
一方、外国為替証拠金取引は、片道10銭、スプレッド4銭ぐらいなので、往復で24銭ぐらいですみます。
手数料の点では、外国為替証拠金取引のほうが圧倒的に有利でしょう。
◆取引時間
外貨MMFでは、レートが1時間おき、おまけに証券会社の営業時間中しか更新されません。
一方、外国為替証拠金取引では、24時間取引ができ、レートもリアルタイムで更新されます。
取引時間の点でも、外国為替証拠金取引のほうが、有利です。
◆レバレッジ
外貨MMFでは、レバレッジはききません。
一方、外国為替証拠金取引では、レバレッジがききます。
この点については、レバレッジをきかせない場合は違いがないでしょう。
◆最低単位
外貨MMFでは、最低投資単位が1万円などと、小額で始めることができます。
一方、外国為替証拠金取引では、1枚が100万円程度で、証拠金としては最低でも5万程度は必要です。
また、ドルコスト平均法で、買っていくことも小資金の方には、むいていません。
最低単位の点でも、同じといえます。
以上の点から、考えると、外国為替証拠金取引のほうが、有利だということになります。
ただ、小資金の場合には、ドルコスト平均法が使いにくいので、外貨MMFを利用したほうがいいと思います。