外貨MMF

外貨MMFとは、海外の格付けの高い債権や短期金融商品を中心に運用される外国籍の公社債投資信託です。

公社債投資信託ですから、当然株式は組み込まれていません。

【メリット】
外貨MMFは、海外で運用されるので、金利の低い日本から比べると高い金利を享受できるというメリットがあります。
また、外国債券を直接購入するのに比べて、1万円などの小額からの投資が可能です。
そして、外貨預金をするのに比べて為替の手数料が安いです。

【デメリット】
当然ですが、外貨での運用になるので、為替が円高になれば損をします。
また、外貨のまま証券会社から引き出すことはできません。一部の証券会社では、外貨のまま送金してくれる会社もあります。
〔参照:外貨を安く調達する方法

【外貨MMFの注意点】
為替の有利な時に、外貨MMFに移すことが望ましいです。
ただ、為替の有利な時は、普通はわからないものですので、ドルコスト平均法によって、毎月こつこつと積み立てていくやり方のほうが、有利な値段で外貨MMFを調達できるかもしれません。

また、外貨MMFのメリットは、小額からの投資が可能なことでしたが、反面、金利は常に動いております。そうすると、金利が下落する場合には、外貨MMFも金利も下がります。
このような場合には、外国債券を買ったほうが、金利が固定なのでよいといえます。

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